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2014/05/31

No.122 YASUHIROラストゲーム いよいよ明日

銀河系アヴァンギャルズ主将YASUHIROのラストゲームが、明日遂に決行される。

対戦相手は2010年、2012年に草野球大会「ジャパンカップ」にて東日本ベスト4、「ストロングカップ」特別部にて優勝と、日本を代表する強豪チーム『ハリウッド』。

ラストゲームという男の花道に、この無謀ともいえるマッチメイクをした銀アKJ監督が公式コメントを残した。

「明日はきっとドラマチックで泥臭く、そしてハイレベルな、記録より記憶に残るゲームになるだろう。YASUHIROには主将として、プレーヤーとして、そして国民的スーパーヒーローとして、いつもどおりの存在感を発揮してもらいたい。我々銀河系アヴァンギャルズは、YASUHIROのエレガントな三振、破壊的な暴投、鮮やかなトンネルなど、彼の致命的なプレーすべてを全力でカバーし、そして勝つ」


★ YASUHIROラストゲーム ★
vs ハリウッド(東京都)
6月1日 17時00分プレイボール
場所:大井ふ頭海浜公園(東京都大田区)





2014/05/20

No.119 YASUHIROラストゲーム前哨戦

とどまるところを知らないYASUHIRO狂想曲の中、銀アが本気で動き出した。6月1日のYASUHIROラストゲームに向け、先ずは前哨戦として今週末25日(日)に試合をセッティング。練習試合でも公式戦でもない、そこにあるのは「YASUHIROラストゲーム前哨戦」というオンリーワンだ。


銀ア初心者のために、スーパースターYASUHIROの勇姿をみるうえでの、3つのポイントを紹介しよう。


1.喜び組に徹する

これはスーパースターに対する当然の礼儀といっていい。もし彼が凡退しても、「よっ!今季打率0割!さっさとヒット打て!」などと言ってはいけない。また、もし彼がショートから目の覚めるような大暴投をしたとしても、「よっ!暴投率8割!」などと決して言ってはいけない。


2.できるだけカメラを向ける

天性のエンターテイナーであるYASUHIROは、カメラに対して常に細心の注意を払っている。きっとカメラを向けると、どんな遠くからでも、どんなアングルからでも、ベストポージングを決めてくれるだろう。鮮やかに、華麗に、まるでヨーロッパの美術館に展示されている彫刻のように。
それを見て、舞台の下にいる我々一般庶民はつくづく思うのだ。「こいつ、頭大丈夫か?」と。


3.誘いを断ってはいけない

試合が終わってからもし彼にご飯に誘われたら、断ってはならない。いくら彼がラーメン大好きだからといって、ラーメンはちょっと…と難色を示してはならない。きっと彼はラーメンを食べながら「たげめー」「はらきつー」と、アホ丸出し…失礼、いつもと違った一面を見せてくれるに違いない。ちなみに銀アのほとんどのメンバーは、試合後の彼のラーメンの誘いを、秒速で却下している。



彼がいかに偉大なスーパースターであるか、おわかりいただけただろうか。ぜひ彼の最後の勇姿を、グラウンドに観にきていただきたい。絶対にYASUHIROが、オーディエンスを満足させるだろう。なぜなら彼はスーパースターだからだ。


★ 銀ア今季3戦目 YASUHIROラストゲーム前哨戦★
vs FS(東京都)
5月25日 13時00分プレイボール
場所:世田谷公園(世田谷区三軒茶屋)




No.118 YASUHIRO電撃脱退 各国の反応は

現在、お茶の間を騒がせている銀ア主将YASUHIROの脱退ニュース。各国からも様々な反響が寄せられている


米ワシントンポストのベテラン記者は、

「Hey,YASUHIRO. Sex on the beach! (YASUHIROが来ることを心から楽しみにしているよ。一緒にがんばろう)」


世界47カ国でビジネスを展開しているLA在住の中国人は、

「YASU is bitch! Bitch is YASU!(このロサンゼルスの地に、さわやかな新風を吹き込むことを期待している)」



ハーバード大学の教授は、

「YASUHIRO...Are you confused? (YASUHIROの決断に敬意を表したい。君は男の中の男だ)」


シリコンバレーの若きエンジニアは、

「Go Away!! Fuck off!!(1日も早くYASUHIROに会いたい)」


いまのところ歓迎ムード一色だ。


米大統領はホワイトハウスで報道陣に答え、自らの勝利演説で使ったキーワード「CHANGE」をYASUHIROへの祝福のメッセージに添えた。

「CHAGE!Yes We Can!! (YASUHIROはCHAGEになれる)」


もちろん日本国内もこの話題で持ち切りだ。テレビ各局が報道特別番組にてYASUHIROのヘアスタイルの軌跡を特集(テレビ東京のみアーノルド・シュワルツェネッガーの「ターミネーター」を放送)。ヤフオクでは6月1日のラストゲームのチケットが高騰し、YASUHIROの書き下ろし自伝「言えないよ」が増刷に次ぐ増刷。原宿竹下通りではYASUHIROブロマイドがバカ売れし、「シモラー」と呼ばれるパーマヘアの少年達が渋谷のスクランブル交差点を占拠した。


銀ア専属の敏腕女性記者である東海林のぶ子が語る。


「ここ3か月くらい、ワイドショーには本当に振り回され
てるわ…佐村河内、小保方、美味しんぼ、ASKA、そしてYASUHIROでしょ?取材する身にもなってみてよ


まだまだ加熱するYASUHIRO脱退報道。近日、本人への直撃インタビューが行われる予定だ。



2014/05/19

No.117 YASUHIRO主将 電撃脱退

結成当初から銀アをけん引してきたYASUHIRO主将が、昨夜マスコミ各社に向けたFAXで、チーム脱退を発表した。


FAXによると、理由は米国での武者修行。それ以外に詳しい理由は明らかになっていない。


以下、FAX全文


-----
拝啓 

初夏の候 皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて私ことYASUHIROは
このたび2014年6月1日を最後のIKUSAとし銀河系アヴァンギャルズを退団いたします。
約3年にわたりチームの中心として主将を勤めさせていただくことができましたのも、ひとえに皆様方のご厚誼とご指導の賜物であり、只々感謝の気持ちで一杯でございます

実力も主将としてのリーダーシップもいたらぬ私ではございましたが、皆様方のおかげで大過なく勤めさせていただき心から厚く御礼申し上げます。

思い返せばあっという間の3年間でした。

まったく無知の私達が二子玉川の河川敷に集い白球を青空に放ち許可なくグラウンドを使用し怒られたのが始まりでした。
様々な事がありましたが、今こうして素晴らしい仲間達が集まり素敵な時間を過ごせている事をなにより嬉しく思います。

私はチームを通して組織、責任、人の心、徳、友情などたくさんの事を学ばせてもらいました。
野球を通してこれらを学ばせてくれたすべてに対し私は誇りに思います。
チームを離脱し胸を張って次なるステップへ向かうことをお約束いたします。

忘年会の時にお話しましたが、私は仕事の関係で米国ロサンゼルスに行きます。
改めてチームを離脱する理由をお伝えしておきます。
後任の主将はYOSUKEとなります、後日改めて本人からご挨拶があるかと思います。

野球道具に関しましては従来通り私の車での運搬ができなくなりますのをご了承ください。
また、皆さんを私がチームに勧誘しておきながら個人的な理由で離脱することをお許し下さい、本当に申し訳ありません。
誠に勝手ではありますが遠い地からチームの更なる飛躍を祈っています。

最後になりますが、草野球界のアヴァンギャルドである以上我々は「something new」を貫き通さねばなりません。
それが我々の使命です。
「充実した日曜日」作りはほぼ完成しここが「週末のユートピア」ということは誰もが認めているでしょう。
しかし世は常に流れています、激流の火中と言っても過言ではありません。
時代に柔軟に対応し、常に先陣を斬り新しい事にトライ、そしてリリース、どこのチームよりも輝いていなければなりません。
我々は立ち止まる事は許されません、好きな色は赤ではなく青でなければなりません、エギゾチックジャパンはすぐそこです。

我が銀河系軍は永久に魅力的です!

ありがとうございました!全員に感謝!

敬具

平成25年5月18日
銀河系アヴァンギャルズ主将 YASUHIRO



-----
以上、FAX全文



文章の後半からいきなり感極まっていることや、「ユートピア」「エキゾチックジャパンはすぐそこ」など、明らかにキマっている表現が多いことから、薬物使用も視野に入れた捜査が進められている。



近日中に、銀アの敏腕女性記者である東海林のぶ子によって、詳細なインタビューが行われる予定だ。




2014/04/15

No.115 勝利を誓う銀ア

俺らの辞書に敗北という言葉はないと豪語する「銀河系アヴァンギャルズ」の、練習試合が決定した。


スコアブックをめくると、昨季から数えて3連敗中という事実が発覚した銀ア。
今年は度重なる雨天中止でいまだ1試合しか消化できず、例年にない運動不足の中、選手たちの筋力は衰え関節は固くなり、便秘は治らず肌は荒れ、髪はハリ・コシ・ツヤを失い、春の健康診断の結果にがく然とし、財布を落としリストラに遭い、女に逃げられオネエに好かれ、自宅にダンプカーが突っ込み、ことごとく運気が下がり続けている。


この難局を打破するため、当日は絶対勝利を誓う。



★ 銀ア今季2戦目 ★
vs ラウンダーズ(品川区)
13時00分プレイボール
場所:品川区八潮北球場

※写真は、それでも明日をみつめるYOSUKE選手



2014/03/24

No.114 銀アのダルビッシュ 復帰へ

今春の流行カラーに黒×金を推してから3年以上経過している「銀河系アヴァンギャルズ」の、約2か月半振りとなる試合が決定した。


この試合で、一昨年夏の骨折事故以来、実戦から遠ざかっていた"銀アのダルビッシュ"ことDAISUKE選手(2012年度ベストポージング賞グランプリ)が、約1年8か月振りにグラウンドに復活し、公開リハビリを行う。





※写真は2012年の春先、なぜか近所の野球少年に囲まれてリアル握手会を開催したときのDAISUKE選手(写真奥)


★ 銀ア今季2戦目 ★
vs レイバンズ(東京都)15時00分プレイボール
場所:二子玉川河川敷

試合終了後、豊島選手(背番号11 写真手前)が人気ほしさのあまりゴーストライターに100円で書かせたといわれている疑惑曲「TOYOSHIMA」の視聴会を行います。

2014/03/23

No.113 銀ア福利厚生通信

秒速で1億を稼ぐ草野球チーム「銀河系アヴァンギャルズ」が、4月以降のスポーツ傷害保険への加入方針を決定した。
(※スポーツ傷害保険:損保会社などが展開するアマチュアスポーツチーム向けの保険商品)


このタイミングでこのようなどうでもいい話題をリリースすることに深い意味はないが、近頃の雨雪の影響でさっぱり活動できていない銀ア広報部長のKJ監督が、コアな一部の読者向けに、そろそろなにか書かなければならないという意味不明な使命感に駆られたものと思われる。


今季の銀アスポーツ傷害保険の加入方針は、以下3原則となる。

1.スポーツ傷害保険は希望者のみ加入
2.徴収金額はひとり2,000円(ベルマークでも可)
3.保険期間は、支払ってくれた日のだいたい翌月から来年の3月末まで


この方針発表に際し、KJ監督の公式見解を入手した。

『部員の幸せを願う我々アヴァンギャルズでは、昨年までスポーツ保険には原則全員加入でした。終身雇用の時代も終わり、老後に満足な年金がもらえるかどうかもわからないこの不確実な時代。来月から消費税増税も控えており、きたるべき東京五輪にむけて今後数年間、様々な経済政策が打たれていくことは必至でしょう。それらの要因が複雑に絡み合っていく未来で、いったいぼくたちに何ができるのか。数日間、寝る間も惜しんで必死で考えました。その結果、結局なにもスポーツ保険には関係ないことがわかりました。

とはいえ、チームとしての加入方針はもう少し柔軟に考えてもいいかなと思いました。独自で傷害保険に入っているひともいますし、部員全員から一律で固定額の保険料を徴収すると、各人の参加頻度によって負担感のバランスが発生しますので、今年から保険加入は自己責任・大人の判断としました。

保険適用範囲は、スポーツ活動全般(行き帰りの交通事故含む)です。審判中や指導中の事故にも適用されます。バンド活動中にステージからダイブして骨折した場合もいちおう申請してみます。

とはいえ、ヘルメットがムレるからとか帽子がメッシュ素材じゃないからといって、毛が無い事実だけではケガにはなりません。夜の営み中に感極まって腹上死したり、婦女子を腕枕した翌日に腕の神経が麻痺するなどの症例にも適用されません。クラブで帰りまぎわに屈強なSPに呼び止められて別室に連れて行かれたときの精神的傷害にも適用されません(この中に一部実話があります)。

私自身はそろそろアキレス腱がいくかなと思っているので、今年も加入しようとおもいます。』


以上、どうしようもない公式見解であった。

2013/12/28

No.110 年末BIG対談 KJ監督が総括する今年の銀ア (後編)



東海林「早いもので、来年でもう活動4年目になります。来年の抱負をお聞かせください」


 変革の1年にしたい。



 変革というのは、小手先の変化球を投げることではない。それはつまり舵を切ること。オーバースローからアンダースローに転向するくらいの抜本的な変化を推進することだ。舵を切っていく過程で、各メンバーの意見を聞きながら、最もよい方向を模索していきたい。 
 メンバーそれぞれに、断片的な考えがあると思う。春先までは、それらの断片をチームの方針として統合させる時間になるだろう。少なくとも来年は、今年と同じような方向感にはならないはずだ。

 どんな分野であれ、何かの活動に積極的に取り組めるのは、その活動が「面白い」もしくは「意味がある」からであって、それ以外に理由はないはずだ。だから、メンバーひとりひとりにとって、「面白さ」や「意味」が実感できるような活動を考えて実行に移していきたい。




東海林「ふーん。では、具体的な構想を教えていただけますか?あんま興味ないけど」




 し、東海林さん、体調が悪いのかな…?

 変化には、「自ら変化させること」と「知らず知らず変化してしまうこと」の2つがある。前者も大事だが、より大事なのは後者の「知らず知らず変化してしまうこと」にちゃんと気づき、対処できるかどうかだ。

 代表的な失敗例として「手段の目的化」がある。草野球に限らず、この失敗におちいったことがあるアマチュアスポーツチームは多いだろう。要するに、大会に出ることや試合に勝つことはあくまで「目的を満たすための手段」であって、それ自体が目的ではないということだ。


 「野球を通じて楽しい日曜日を過ごす」という活動目的は、まとまったお金を払って区大会とか私設リーグに参加しなくてもじゅうぶんに果たすことができる。事実、今年もドラマチックな感動のほとんどは練習試合から生まれているし、たとえ負けても、いい試合が出来れば純粋に楽しい。


 今年の公式戦成績は7勝1敗。平均点差は5.9点。一方、練習試合は3勝5敗2分。平均点差は3.4点だった。数字だけで物語るのはやや乱暴だが、公式戦よりも練習試合のほうがエキサイティングだったという見方もできる。一定の基準を持って対戦相手を選別したことも、充実した練習試合ができた要因だと考えている。


 いずれにしても、「野球を通じて楽しい日曜日を過ごす」という目的を見失ってはいけない。これは今年、チーム内で何度も繰り返し言ってきたし、これからも、チームの方向性が従来の目的から外れていないかどうかは、注意深く観察していきたい。





 ※ 1年を通じてもっとも感動したプレーに送られる「ドラマチック賞」は、5月27日の四谷外濠公園にて行われた練習試合vsモータウン戦、逆転サヨナラ3ランHRを放ったHASE選手に送られた。3-7の4点ビハインドで迎えた最終回、ツーアウトから必死で打線をつないだチーム全員の執念が、奇跡の1打を生んだ。



東海林「いやー。くどい話だった」


  何だって?



東海林「いえ、なんでもないです。他にはありますか?」


 練習試合とかの基本的な活動は残しながら、野球に限らずどんどん実験的な試みをしたい。

 30代になってようやくわかったことだが、成長するためには、これまで自分が正しいと思ってきた思い込みとか先入観を、とことん見つめなおす必要がある。大事なのは、偏らないことだ。チームの平均年齢も限りなく30代に近づいていくので、他のメンバーとも深く思考を共有したい。



東海林「話が哲学的になってきて、ゆとり世代の私には耐えられません。では最後の質問です。来年もプロモーションムービーや、銀河系ニュースはリリースしていくのでしょうか?」


 ……お、おう。従来通り、気が向いたときに作るというスタンスだ。ムービーも銀河系ニュースも私にとっては日記のようなもの。映像編集や記事執筆を通じて自分の考えが整理できるし、5年とか10年たってから、楽しかった思い出としてみんなに見返してもらえればそれでいい。


 私は基本的に、文章を書くのが好きだし、考えは言葉でしか伝わらないと思っているから、チーム内でもメールなどを活用して、自分の考えを積極的に文章にして伝えるようにしている。時と場合によっては円陣や飲みの席で語ることもあるし、オープンな議論も必要だと思うが、銀アというチームは、いったんグラウンドに集まると話の聞き方が学級崩壊することが多々ある。聞く体勢になってもらうだけでも大変なので、最近はもうあきらめている。




※ 今年も大盛況で幕を閉じた銀河系大忘年会。「記録部門」「記録より記憶に残る部門」「写真部門」の3部門で、計30以上のタイトルが発表された。膨大な動画や写真、スコアブック等の記録、そして各メンバーの記憶に刻まれた名場面からタイトルを絞り込む作業は並大抵のものではない。



東海林「本日は年末の多忙な時期に、うっとうしい小言をありがとうございました。なにこの人ひとりで感極まってるのかしらって感じで、すごくキモかったです。来年もどうぞ勝手に昇天してください。では失礼します」


 ぜ、絶頂をありがとう!!!!!




  (完)


2013/12/27

No.109 年末BIG対談 KJ監督が総括する今年の銀ア (中編)



東海林「話を戻しましょう。今シーズン、監督として思い出深かった、もしくは意義深かったプレーなどはありますか?」


 プレーに関して、HASEのサヨナラホームランが印象深いのはもちろんだが、彼はもともと、凡打でも1塁まで全力疾走する選手だったし、私にとってはその心がけのほうが印象深い。逆に、打ち損じたからといって1塁へ走るのをやめてしまうようなプレーは、敵味方問わず見てて面白くない。



※ KJ監督が印象的なプレーに挙げたHASE選手の全力疾走。何気ないプレーが士気に大きく影響する。


東海林「HASE選手は今年の「ドラマチック賞」受賞選手ですが、そういった全力疾走などの積み重ねがあったからこそ、なおさらサヨナラホームランが引き立ちましたね」


 そのとおり。あと、運営面の話になるが、出欠確認係のYOSUKEが、試合のたびに出欠確認メールをチーム内に一括送信してから、各選手から返信がくるまでの時間を選手別に記録していた。これはすごく大事なことだ。



東海林「忘年会で、返信までの平均時間が短かった人に賞を与えて、逆に返信がずさんだった人を懺悔させてましたね」


 出欠確認は活動の根幹に関わることだから、あのくらいやって全然問題ない。忘年会では「性格悪い」「陰湿」「慰謝料払え」などのブーイングが噴出したが、そもそもああいった地道な分析作業というものは、熱心さや親切心がないと出来ない。

 私自身、一般的な打力と打順の関係(打力があるからクリーンナップだとか、打力がないから下位打線だとか)に昔から疑問をもっているので、自分なりにOPSを算出したり回帰分析をしてみたり、新たな指標をみつけるために色々と研究してみたが、これだと思うアイデアは得られなかった。それだけ新しい着眼点や、分析の切り口を見つけるのは難しいものだ。

 だからこそ、数値化しづらく、かつ根深かった出欠レスポンスの問題について、きっちり自分なりにデータをとって集計し、チーム内に知らしめたYOSUKEの行動はとても意義深い。
 出欠の返信が揃わないことが制約になって、試合がしたくてもできないことが去年は多々あった。来季は改善されてほしい。



※ 今季、出欠確認からオーダー作成までの一連の戦略立案業務を担当したYOSUKE選手。彼にとってこの1年は、いかに出欠を早くとりまとめるかという時間との戦い、つまり「ひとのときを思う」1年であった。忘年会では手錠とアイマスクをかけられ、完全無抵抗の状態にされてから壮絶な拷問を受けた。




東海林「監督自身、プレーヤーとしても全試合出場を果たしましたが」


 昨年は骨折もあり、満足に試合に出られなかったので、今年はできる範囲で目一杯プレーも楽しんだ。打撃に関しては、インパクトの瞬間に骨折した右腕が痛むので、思い切って左打席に転向してみたのだが、これはこれで面白かった。いままでと勝手が違うので三振は増えたが、毎打席が新鮮だった。

 守備に関しては課題がたくさんある。たとえば外野守備でフライが飛んでくると、打球の落下点が予測できない。もともと私は方向オンチなので、空間を認識する能力が欠けているのだと思う。とはいえ内野を守れば、右腕がまだ完全ではないので送球がおぼつかない。どこを守ればチームに迷惑をかけずにすむのか、近頃はさっぱりわからない。




※ 今年1月、左打ちの練習にいそしむKJ監督。骨折時に損傷した神経の影響で、昨年は右手の握力が10kg以下まで落ち込んだ。一時は男としての自信を失った彼だが、いまでは亜鉛のサプリメントを毎日飲み、精力向上に励んでいる



東海林「プレーヤーとしても課題がたくさんありますね」


 素振りやストレッチとか、できることを1日5分でも続けていきたい。何もせずに調子の良し悪しや偶然に左右される結果よりは、日頃の習慣の積み重ねに左右される結果のほうが、自分としても納得感がある。たぶん今年、思うように結果を出せなかった選手にとっては、来年は面白くなるはずだ。なぜなら努力するはずだから。

 別に素振りとはいわなくても、怪我防止のためにはストレッチとか、筋トレとか、なんらかの運動は習慣化しておいたほうがいい。一旦怪我をしてしまうと、色々なことを取り戻すことが相当な負担になるし、何より、加齢という敵には習慣で対抗するしかない。

 我々は積み重ねた習慣を「草野球」を通じてアウトプットする。だからグラウンドは、これからも我々にとって神聖な舞台であり続けるんだ。



東海林「ふーん」


 ファッ!?


(次回へ続く)



2013/12/26

No.108 年末BIG対談 KJ監督が総括する今年の銀ア (前編)


年の瀬を迎え、各選手が続々と契約更改を終えている銀ア。

そんな中、球団からの提示額である年俸2,500円(推定)を不服とし、チーム内で唯一、契約更改の越年が決定的となっているKJ監督に今シーズンを総括してもらった。



(聞き手:東海林のぶ子)
 
東海林「まずは先日12月5日の手術、おつかれさまでした。(監督KJは昨年5月、マウンドで全力投球した際に右腕骨折し、それ以来約1年半以上の間、右上腕骨内部に金属の棒を入れてボルトで固定していた)」

 ありがとう。昨年骨折したときは6時間くらいの大手術だったけど、今回、ボルトやスクリューを抜く手術は3時間くらいで済んだ。術後の経過も良好だ。とはいえ、右肩と腕にまたメスを入れたので、稼働域を取り戻すためのリハビリは欠かせない。





※ 2012年5月27日、この試合2番手として登板したKJ監督がまさかの投球骨折。そのまま救急車で都内の病院に搬送された。(場所:多摩川緑地球場



東海林「病院のナースと仲良くなれましたか?」

 私の手術担当の麻酔医が、とてもかわいい子だった。その子にかけてもらった全身麻酔で昇天して、目が覚めたら紙パンツ姿だったよ。その子とはそれっきりだね。今度もし会えたらぜひお礼を言いたい。「絶頂をありがとう」とね。



東海林「全身麻酔プレイを楽しんだようで何よりです。では早速ですが、監督として今年までの銀アを振り返って、いかがでしたか?」

 結成1年目は、とにかく活動を軌道に乗せること。2年目は、勝利の味を覚えること。そして3年目である今年は、「野球を楽しむ」という原点に戻るために色々と試行錯誤した1年だった



東海林「監督として大変だった点はありますか?」

 特にない。創作活動(ムービー作成や銀河系ニュース執筆)は、それなりに頭を使うし時間も割くのだが、きわめて個人的な趣味だから監督の仕事とは関係ない。むしろ、毎試合メンバーの出欠をとったりスタメンの調整をしたYOSUKEとか、部費やスコアを管理していたマネージャーTOMOのほうが大変だったと思う。



※ KJ監督の創作活動のひとつであるムービー制作。これまで33本の動画を制作し、今年は14本をリリースした。中でもこの作品は、KJ監督のお気に入りのひとつ。ギターと野球、そして意味不明なポエムを融合した世界観に大きく賛否が分かれた。




東海林「監督って大変そうですけど……。ところで監督の仕事って何なんですか?」

 そもそも銀アは趣味集団なので、仕事という概念はない。とはいえ団体活動を円滑に進めるために必要最小限の「役割」は置いている。監督の役割を一言で言うと、バランスをとることだと思う。



東海林「ずいぶん抽象的ですね。バランスとは?」

 無数の組み合わせが存在する。論理と感性、主観と客観、楽観と悲観、勝負とエンジョイ、静と動、光と陰、SとM……。



東海林「いまいちピンときませんね」

 割りきれないものを割りきるとか、矛盾を克服するとか、そんなイメージだ。



東海林「なるほど。少し伝わりました」

 いずれにしても、そろそろ監督をやめて、平社員兼相談役みたいな立場になりたい。



東海林「えっ!そうなんですか?」

 むりだと思うけど。でも、監督の仕事の一部はやめたい。



東海林「それは何ですか?」

 延長の判断をしたり、カードを切ったりすること。



東海林「それは野球の話ですか?飲み屋の話ですか?」



(次回に続く)




※ 2011年6月5日、記念すべき銀アの初陣で撮影された1枚。右はYASUHIRO選手。





2013/12/21

No.107 今季ベストポージング賞を振り返る

先週末の忘年会にて発表された銀アの最高名誉である「ベストポージング賞」だが、1位から3位までの各作品について、審査委員長KJ監督からの選評が届いた。


1位
作品名:からあげ大好き(TAKAYUKI)



選評 :肩越しにこちらを振り返っているこの写真が、今季のベストポージング賞グランプリとなった。今季のアヴァンギャルズは彼抜きには語れないだろう。

「見た目から入る」をスローガンに掲げるアヴァンギャルズにとって、ベストポージング賞は、すなわちMVPである。実はこの賞を審査するうえで、狙い過ぎたポーズやあざとい表情など、下心が少しでも感じられる写真は、一貫して選考対象から外すようにしていた。しかしこの写真に限っては例外である。本人は少し狙っていたかもしれないが、シュールな空回り感が作品全体に漂っており、結果的に捨て身の1枚となった。それが受賞理由である。

作品タイトルに全く意味はないが、彼が唐揚げをこよなく愛していたことは事実である。




2位
作品名:全力疾走後の1枚(KOICHI)





選評 :この作品は、ランニングホームランを打ったKOICHIが、ダイヤモンドを一周した直後に魅せたパフォーマンスである。つまり、約100mを全力疾走した後にも関わらず、これほどまでに低い重心、そして右足に限界までタメをつくりながらポーズを決めたということだ。しかも誰も頼んでないのに。

この偉業を実現できるのも、日頃からの肉体の鍛錬と、過酷な食事制限のおかげだろう。それにしても、打撃成績といいベストポージング賞といい、彼はいつも2位が定位置だ。来年こそは何かで1位をとってほしい。



3位
作品名:王道のVサイン(HASE)




選評 :ピースサインが平和を祈るサインであることは言うまでもないが、別名Vサインというだけあって、勝利をアピールするサインでもある。日本では写真撮影におけるポーズとして広く知られているが、この写真はおそらくVサイン、つまり勝利後に撮られたものだろう。髪型がやたら爽やかなので、散髪がうまくいったことを誇っているのかもしれない。いずれにしても、ピースサインの本質的な意味を深く考えさせられた1枚だ。

2013/12/15

No.105 銀河系大忘年会2013

昨夜12月14日、新大塚「煖」にて、毎年恒例の銀河系大忘年会が開催され、この1年間の活動をねぎらった。


注目の各賞発表では、打撃三冠王にRYO選手が輝き、記録部門のタイトルを総なめにしたほか、逆転サヨナラスリーランを放ったHASE選手が「ドラマチック賞」に輝いた。その他約30以上のタイトルが次々と発表され、各選手の背番号を配したオリジナルキーホルダーが授与された。

また、会の中盤ではクリスチャン・ハッセン氏(HASE)によるイルカの絵が発表され、会場の度肝を抜いた。




アヴァンギャルズで最も名誉ある「ベストポージング賞」には、今季限りで活動休止宣言をしたTAKAYUKI選手が輝き、初代YASUHIRO選手、2代目DAISUKE選手とともに、歴代ベストポージング賞3選手の写真撮影会が行われた。


https://www.facebook.com/#!/media/set/?set=a.472861566157675.1073741830.105714129539089&type=1

2013/12/13

No.104 銀ア 今季の100枚を発表

過去より 未来より 一瞬が欲しい(大黒摩季「DA.KA.RA」より)をモットーとしている銀河系アヴァンギャルズが、忘年会前夜祭として、今季のベストショット100枚を発表した。



明日の忘年会では、「記録部門」「記録より記憶に残る部門」「芸術部門」にわたり約30以上のタイトルが発表される予定だが、これら写真の多くは「芸術部門」にノミネートされている。



銀アにおいて最も名誉ある「ベストポージング賞」に輝くのはどの選手か!?よっぽど暇で愚かな方は、この写真の中から予想してみてください!


https://www.facebook.com/#!/media/set/?set=a.472183016225530.1073741829.105714129539089&type=1

2013/12/12

No.103 銀河系大忘年会2013 今年も開催決定

毎年恒例の宴「銀河系大忘年会」が、12/14(土)、銀アにとっての聖地である新大塚「煖(だん)」にて今年も開催される。

結成3年目の銀アは、この3年間で通算58戦29勝26敗3分(動画32本)、うち2013年度の戦績は、18戦10勝6敗2分(動画13本)。今季もコンスタントに活動を続け、充実した戦績をおさめた。


注目は毎年恒例の各賞発表。打率や防御率を表彰する「記録部門」、感動や笑いを提供した「記録より記憶...に残る部門」、芸術性を追求した「写真部門」の3カテゴリに分けて、激動の一年を振り返る。HASE選手を中心とした忘年会実行委員会は現在、各賞審査や記念品準備に大忙しの状況である。


また、見逃せないのがアヴァンギャルズ恒例の忘年会三種の神器「大盃」「金マイク」「YOSUKEのボディペイント」だ。銀河の戦士達はこの年末にむけ、これから体調管理に細心の注意を払う。


https://www.facebook.com/#!/media/set/?set=a.469571013153397.1073741828.105714129539089&type=1

2013/11/08

No.101 銀アの津軽遠征

去る11月3日、青森県弘前市にて行われたTAKAYUKI選手(元 弘前南高校野球部主将)の記念すべき結婚大披露宴に、銀アから11名が参加した。

翌日には、初めて弘前の地を踏んだAKIHIRO選手(33歳 ロシア出身)をモデルとした記念撮影会を敢行。同じく初弘前となったYUZO選手(栃木県出身)やTOMOマネージャー(東京都出身)ら他メンバーと共に観光名所を巡った。

銀アのルーツともいえる津軽地方への遠征を経て、今週末10日(日)に約1か月振りの練習試合を行う。


 ★ vs 日比谷キジーズ 15時00分プレイボール ★

場所:砧公園野球場(世田谷区)

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2013/10/14

No.99 銀ア敗れる!

昨日、グループリーグ1位通過を掛ける天王山に臨んだ「銀河系アヴァンギャルズ」が、バースト(横浜市)に6−2で敗れた。試合後は爽やかな笑顔で健闘を讃えあった銀アであったが、渋谷ちとせ会館で行われた打ち上げにおいて、一部選手がテキーラをひたすら飲まされ続けセンター街に轟沈した。
 
なお、この試合が引退試合となったTAKAYUKI選手(弘前南高校元主将)が、2打席目で『意地の右前打』を放ち、自らの草野球人生に花を添えた。

2013/10/13

No.98 リーグ戦いよいよ大詰め!

近頃、一部選手のX JAPANへの傾倒が目に余る「銀河系アヴァンギャルズ」が、本日13日(日)、関東草野球リーグ第9節を迎える。

対戦相手であるリーグ1位のバースト(横浜市)とは、これまでも2試合が予定されていたがいずれも雨天(ENDLESS RAIN)のため中止(愛のない一人舞台)となっている。銀ア主将の泰広選手(泰広と書いてExtasyと読む。無謀と書いてYASUHIROと読む)は、この運命のいたずらに「もう耐え切...れない…孤独のセレナーデ…」と謎めいた言葉を残して竹下通りへと消えた。

★関東草野球リーグ第9節 ~ 腹から声出せ!kill me ~ ★
vs バースト(横浜市)14時00分プレイボール
場所:大宮健保球場(埼玉県)
試合終了後、TOYOSHIKI選手(背番号11)による魂の演説「生え際、土俵際」を行います。

2013/09/14

No.97 銀ア リーグ戦天王山に臨む!

おせんべいは袋の中で割ってから食べる「銀河系アヴァンギャルズ」が、明日15日(日)、関東草野球リーグ第7節を迎える。 

対戦相手のバースト(横浜市)は、高校球児を中心とした手堅い試合運びでここまでリーグ戦8戦全勝(失点わずかに5)。 

一方の銀アは、『人生フルスイング』を合言葉に、野球部テニス部剣道部入り乱れての混成チームで次々と打撃戦を制し、ここまで7戦全勝(失点16) 。くしくも昨年のリーグ戦天王山と同じ顔合わせとなる。

昨年は銀アが7-6で勝利しそのままプレーオフへと駒を進めたが、今年の結末やいかに!?


 ★関東草野球リーグ第7節 〜 貴女の心に薔薇を咲かせて 〜★

vs バースト(横浜市) 15時20分プレイボール 
場所:大宮健保球場(埼玉県) 
試合終了後、豊島選手(背番号11)プロデュースによる、台所用洗剤の実演販売をおこないます。








2013/09/05

No.96 銀ア いよいよ後半戦突入!

現在、夏休み明けの金欠から必死で立ち直ろうとしている「銀河系アヴァンギャルズ」が、今週末の8日(日)、関東草野球リーグ第6・7節を迎える。

約2か月振りの公式戦に臨む銀アの面々は、金欠とはいえ今のところ公式戦無敗。4月から続く関東草野球リーグ、参加約100チームの頂点を目指して強行日程のダブルヘッダーに臨む。



★関東草野球リーグ第6・7節 〜Hey Boy, 銭じゃ夢は買えないぜ〜★

vs 横浜クレイジーキャッツ(横浜市)14時プレイボール
vs WELB(大田区)16時プレイボール

場所:大宮健保球場(埼玉県)
試合終了後、銀ア屈指の食通である豊島選手(背番号11)プロデュースによる、特製幕の内弁当の試食会をおこないます。



2013/07/11

No.93 猛暑突入!銀アの夏本番

素足にスパイクを履く純一系草野球チーム「銀河系アヴァンギャルズ」が、今週末の14日(日)、大田区ガス橋緑地球場にて関東草野球リーグ第5節を迎える。

いよいよ夏本番。猛暑の中でも肩にサマーセーターを掛ける銀アが、新たな河川敷ファッションを提案する。

◆関東草野球リーグ第5節 vs テキーラ・アストロズ(藤沢市)
◆日時:07/14(日) 10時プレイボール
◆場所:ガス橋緑地球場(大田区下丸子)
◆試合終了後、食べ歩きエッセイ「イギリストースト食い倒れ」発売記念サイン会を行います。