今季初戦の舞台となる品川区南埠頭公園は、都市型グラウンドの中でも両翼60mと極端に狭い球場。ホームランが乱れ飛ぶ空中戦は必至だ。
この初戦の鍵を握るのは、今年で3年目を迎えた銀アの中で唯一、2年連続でホームランを放っているHASE選手(背番号0 東奥義塾テニス部)である。
―― 日本はまだまだこれから
その銀幕スターのような顔立ちから、石原軍団への電撃移籍も噂されるHASE選手はそう呟いた。
スモールベースボールが提唱される昨今においてひたむきに"ホームランか三振"という豪快なバッティングスタイルを貫く27歳は、当然のように昨年度の三振王も獲得。男としてますます脂が乗ってきた。
昭和の男前のフルスイングが、三丁目の夕日に希望の虹を描くか。
この胸に、いつまでも昭和の心を。HASE選手がド派手なセーターを着て巣鴨を練り歩く日も近い。
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