2013/12/21

No.107 今季ベストポージング賞を振り返る

先週末の忘年会にて発表された銀アの最高名誉である「ベストポージング賞」だが、1位から3位までの各作品について、審査委員長KJ監督からの選評が届いた。


1位
作品名:からあげ大好き(TAKAYUKI)



選評 :肩越しにこちらを振り返っているこの写真が、今季のベストポージング賞グランプリとなった。今季のアヴァンギャルズは彼抜きには語れないだろう。

「見た目から入る」をスローガンに掲げるアヴァンギャルズにとって、ベストポージング賞は、すなわちMVPである。実はこの賞を審査するうえで、狙い過ぎたポーズやあざとい表情など、下心が少しでも感じられる写真は、一貫して選考対象から外すようにしていた。しかしこの写真に限っては例外である。本人は少し狙っていたかもしれないが、シュールな空回り感が作品全体に漂っており、結果的に捨て身の1枚となった。それが受賞理由である。

作品タイトルに全く意味はないが、彼が唐揚げをこよなく愛していたことは事実である。




2位
作品名:全力疾走後の1枚(KOICHI)





選評 :この作品は、ランニングホームランを打ったKOICHIが、ダイヤモンドを一周した直後に魅せたパフォーマンスである。つまり、約100mを全力疾走した後にも関わらず、これほどまでに低い重心、そして右足に限界までタメをつくりながらポーズを決めたということだ。しかも誰も頼んでないのに。

この偉業を実現できるのも、日頃からの肉体の鍛錬と、過酷な食事制限のおかげだろう。それにしても、打撃成績といいベストポージング賞といい、彼はいつも2位が定位置だ。来年こそは何かで1位をとってほしい。



3位
作品名:王道のVサイン(HASE)




選評 :ピースサインが平和を祈るサインであることは言うまでもないが、別名Vサインというだけあって、勝利をアピールするサインでもある。日本では写真撮影におけるポーズとして広く知られているが、この写真はおそらくVサイン、つまり勝利後に撮られたものだろう。髪型がやたら爽やかなので、散髪がうまくいったことを誇っているのかもしれない。いずれにしても、ピースサインの本質的な意味を深く考えさせられた1枚だ。

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